こんばんは、上代です
「Road to the Technician」のブログは、何話まで続くのでしょう
自分でも終わりが見えていません
勿論 「Technician」の仕事にも終わりは有りません

って事で今回は、前回のブログで登場した「空気ちゃん」に関して少し触れておきます。
第4話「空気ちゃんの能力」
少し長いブログになりますが、お付き合い下さい。
「空気ちゃん
」 美人さんでしたね
僕の勝手なイメージの中での話しですが・・・
美人かどうかはさておき、空気ちゃんは、とても大きな力を持っています
女性は怖い、奥さんは恐ろしい
←あっこれも私の勝手なイメージですよ。笑
空気=気体、オイル=液体と考えると大きな違いがあります。
その違いとは、圧縮した時に体積の変化が有るか無いかです
こんな実験をしてみました

赤い液体は、フォークオイルです。
私の工具箱から注射器を取り出して、、、
赤いフォークオイルの中に有る気泡の大きさが、圧力を加えると小さくなっているのが分かりますか
気体は、圧縮すると体積が変化し圧力が上がり、熱も発生します
それに対して液体は、圧縮しても体積の変化は有りませんが、圧力は上がります。
これは、ブレーキのシステムに使われています
前回のブログで空気ちゃんは、「飛行機を飛ばす力が有る」と書きました
その力の正体は・・・超能力
ってのは嘘です。
その力の正体のひとつが「負圧」です。
気体が高速で進むと、そこに「負圧」が発生します。
飛行機の翼はこの「負圧」によって持ち上げられ、その結果、あの大きな機体を持ち上げています。
ブーメランが自分の所に帰ってくるのも、この理屈です
この特性を利用しているのが、キャブレーター(気化器)です
では、キャブレーターの基本原理をお勉強しましょう
ハーレーダビッドソンでも使用されていた「CVキャブレーター」の作動イメージ。
CVとは「Constant Velocity」の略で、一定流速という意味があります。
↓こちらの画像は、S&S製の「SUPER E」キャブレーター
スーパーE・・・すごくE・・・めっちゃいい~!!じゃないですからね。(笑)
このタイプは、流速が変化します
どっちがいいのか
正解は、有りません。
どちらもそれぞれに長所・短所が御座います
そのバイク・車の味付けに合っている方が正解ですね
では、同じ空気量が通路を流れるとすると・・・
通路が大きい時は、流れは遅く
通路が狭いときは流れが速くなります
では、ノズルから空気を高速で出しながら、ノズルをストローに近づけると・・・
コップの中の水が、ストローを通って上がって行き噴霧されます。
コップの中は空っぽに
手作り感満載の教材で勉強してます
この水の様にガソリンは吸い出され、空気と混ざり合います。
このキャブレーター(気化器)という部品の仕事を電気的に制御しているのが、現在のハーレーダビッドソンでも使用されているインジェクションシステムです
↓インダクションモジュールという部分で様々なセンサーやインジェクターが納まっています
インジェクションモデルの空気の通り道は、ほぼドラム缶体型
あっ
また奥さんの機嫌を損ねてしまった
「空気ちゃん」みたいな「ボッキュンボン」ではありません
ストレートな空気の流れを確保しております。
空気の様な「気体」もオイルの様な「液体」も「流体」で有る事は間違い有りません
そして、この地球上にどちらも存在する物体。
地球上の全ての物体には「慣性の法則」が当てはまります。
後々の「Road to the Technician」に出てくるかもしれませんので、覚えておいてくださいね
慣性の法則とは、動いている物体はそのままの運動を続けようとし、静止している物体は静止したままの状態を続けようとする。ということです。
この性質を「慣性」といいます。
空気も一緒、エンジンの吸入工程で吸い込まれて動き出した空気は動き続けようとします。
エアークリーナーやマニホールドの中で動き出した空気の行き先は、、、
前回のブログでの衝撃的は動画にも有りました、エンジン内部「燃焼室」に入って行きます。
空気ちゃんと衝撃的な出会いを果たしたハイオク君。
混ざり合った二人の運命やいかに・・・
さて、今回はこの位で。
最後までご覧頂きありがとうございます。
どんな物語になるのやら・・・乞うご期待です。
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